「インターネットは怖いんだよぉ。」
ネットの詐欺のニュースがテレビから流れている。
どこぞの誰かがどこぞの誰かにネット経由で何千万か騙し取られたんだそうだ。
確かにそれだけ見れば訳の解らん内に大金を毟り取られたようで、そうだとすれば恐ろしい事だ。
しかし、こんな物は引っ掛かる方も引っ掛かる方で、インターネットなんてのは見る分には文字や画像の羅列でしかない。
いくらでも詐欺を回避する方法はある。
その辺が分かっていれば引っ掛かる方が難しい。
そもそもいい年こいてそんなうまい話があるわけないと分からないのが(ry
詐欺はまぁ問題だが、もう一つの問題はテレビから流れるネットのニュースは、なんかこう悪い印象の物ばかりだと言うことだ。
震災直後にTwitterが役立ったなんてニュースもあったが、テレビしか情報源のない人間はTwitterが何なのか理解できずに聞き流すだろうし、悪いニュースが流れればネットは恐ろしいものと刷り込まれる。
インターネットは悪だと思ってしまう。
人間ってのは楽な方に身を任せてしまうもんだから、ネットによって情報の選択、取捨てが容易にできるようになった所で、テレビに慣れ親しんでしまった人は、勝手に情報を流してくれるテレビを選んでしまう。
そのテレビから流れてくる情報には、一部の人間に都合の悪いことは流れてこないし、テレビを脅かすものは貶めようとしてくる。
じゃあテレビを見ちゃいけないのかって言うとそうじゃなくて、何でもかんでも真に受けなければいい。
漢字の読み間違えだとか、カップラーメンの値段だとか、そんなモンを真に受ける人もいる。
しかし真に受けるべき情報は中々難しいものも多い。
誰かんさんが何処にいくら貰ったとか、誰かんさんが何処にいくらやったとか、それだけ聞いたんじゃ何のことか良くわからないだろう。
テレビで説明するには多分10分くらいの枠が必要で、ニュース番組内じゃ中々説明できない。
まぁ、そもそもそういう情報は前途した都合の悪い情報かもしれないから、中々やってくれる場所も少ないだろう。
実際にテレビでこの情報を聞いたのはネットで知った数日後だし。
じゃあネットが最強なのかって言うと、使い方を誤っている方が大勢いらっしゃるようで。
そろそろ収拾がつかなくなってきたのでその辺は気が向いたら。
結局は情報ってのは自分が目撃者でない限りは人づてに得るしかない訳だから、後は自分がそれをどう捕らえるか。
何でもかんでも鵜呑みにして脳みそをジャックされたら、そりゃ面白くないとおもんます。
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