GW半ば、唯一の休み。
棒に振るわけにはいかんと、一人ツーリングを企てる。
目的は、前厄なので厄払いに川崎大師へ向かう事にした。
ここからならばそれほど時間はかからないので2時に出発。
特に問題なく走り続けること1時間ほど、半分くらいを通り越したあたり。
目の前の交差点では赤信号で信号待ちをしていたので、バイクの特権ですりぬけをしようと左側を走行。
そこで急に何かに足を取られてステンと右側に転んでしまった。
余りにとっさの出来事だったので何も出来ずに転倒。
ブレーキレバーは根元から折れ、ウィンカーは潰れた。
テールカウルが右側にいた車に擦っていて、白い車体に赤い塗装がついていた。
車の運転手がすぐに降りてきて心配してくれた。
そのままではバイクが起こせないので、車を動かしてくれと頼んだ。
そのときにテールカウルが引っかかったままだったので、車にぶち折られる。
すぐそこが交番だったのでそこで事故処理を行い、その後保険屋に連絡。
警官のおっさんの鼻毛が飛び出しているのが気になった。
相手が帰った後に保険屋が手配したレッカー車が到着。
その間に色々と電話が入ってきていた。
普段はこんなに電話は鳴らない。
レッカー車を運転していたのは俺と同い年くらいの兄ちゃん。
バイクやら車やら世間話をしながら、世話になっているバイク屋に到着。
俺のバイクがレッカーで運ばれるのは2回目だ。
このバイクではへまをしまいと決めていたが、こんなもんだよな。
レッカー代9000円を支払い、バイクを預ける。
その後代車を借りて帰宅。
あぁ、俺は一人で悠々と観光をするつもりだったんだけどな。
厄払いに行って厄が直撃していれば世話無いぜ。
あー、出費が痛い。
ショックで心も痛い。
畜生!絶対に厄払いに行ってやるからな!
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